プロテイン
こんにちは、福山市はま整骨院の浜野です。今回はプロテインについて書きたいと思います。プロテインと聞くとムキムキになりたい人が飲むやつでしょと思われる方も多いと思いますが、プロテイン(protein)を和訳するとタンパク質です。
要するに タンパク質=プロテイン なのです。
タンパク質は、炭水化物、脂質と並ぶ三大栄養素の一つでそもそも僕たちの筋肉・内臓・血管などはタンパク質で出来ています。そのためタンパク質を摂取しないと身体の中のタンパク質を分解することになるためまず筋力が低下します。
筋力が低下すると今まで簡単にできていたことでケガをしたり、腰を痛めたり肩が凝ったりなど身体全体の不調につながります。
1日に必要な摂取量
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」によりますと、1日に必要なたんぱく質の量は男性ですと60~65g、女性でしたら50g前後とのことでした、もちろん年齢や1日の活動内容によってはさらに摂取する必要も有ります。
案外必要な量なんて考える事なく食事している人がほとんどなので改めて自分の食事を見返してみると全然タンパク質取ってないじゃん!っていう人も多いかと思います。
またタンパク質は分解されるとアミノ酸になります、アミノ酸の中には体内で作り出す事の出来ないが必ず人体に必要なアミノ酸である必須アミノ酸という物が9種類あります。
必須アミノ酸がバランスよく含まれているかはアミノ酸スコアで表され。全てバランスよく含まれているものは100、一つでも含まれていない場合は数字が小さくなります。
そんなタンパク質を簡単に摂取できるプロテイン
前置きがやや長くなりましたがそんなタンパク質を簡単に摂取するために最近患者さんに僕が進めているのがプロテインです。
プロテインでタンパク質を摂取すると様々なメリットが僕はあると思います。
プロテインのメリット
- 簡単に摂取でき、なおかつどのくらい摂取したか分かりやすい。
- タンパク質を摂取するために余計なカロリーを取らなくてよい。
- 胃腸への負担が少ない。
僕が思うプロテインでタンパク質を取るメリットとしては↑のようなものが思い浮かびます。
まずとにか、簡単に摂取する事が出来ます。プロテインと水をシェイカーに入れて振って飲むだけです。また置いといても腐るものではないので、よくコンビニで売ってるサラダチキンのように冷蔵庫で保管する事も賞味期限を気にすることも有りません。あとサラダチキンでタンパク質を摂取するよりコスパも良いです。
※今見たら一応賞味期限書いてあるのは書いてあるので買っても全然飲まない人は一応見てください。でもめちゃ長いです。
シェイカーに入れる際にgをちゃんと量る人なら一回の摂取で今どのくらいのタンパク質を摂取したかもわかりやすいので1日に飲む量の目安にもなります。
肉や卵、お魚でタンパク質を取ろうとするとどうして余分なカロリーを摂取する事になります。その点プロテインですともちろんプロテインにもカロリーは有りますが同じ量のタンパク質を取る際の摂取カロリーは少なくて済みます。そのためダイエットをしている人にもおすすめです!
またお肉料理などですと胃がもたれてしまう人もプロテインですと少量で液体なので胃腸への負担も少なくて済みます。
プロテインデメリト
- 乳糖不耐性
- アンモニアの量が増える。
- 肝臓や腎臓に負担がかかる。
もちろんデメリットも有ります。プロテインにはタンパク質の精製方法の違いでWPCとWPIに分かられます。WPIプロテインの方が糖質や資質を可能な限り除去しているためタンパク質の純度が高くなっているためプロテインの純度がWPCですと80%以下、WPIですと90%以上という感じです。
金額はWPIの物が高いので、僕はWPCの物を取っています。少々高くても1食でより多くのたんぱく質を取りたい方や、糖質を極力取りたくないという方にはWPIがおススメで、中には体質によってWPIのプロテインがおススメの方もいます。
WPCのプロテインには乳糖という成分が含まれていて、日本人の7割~8割の人は乳糖不耐性といって乳糖を上手に分解できない方、例えば乳製品を食べるとお腹がゴロゴロしてしまう人が多いようです、WPCのプロテインで乳糖を取る事で下痢してしまうような人は少し金額は高いですがWPIのプロテインを取ると良いようです。
またプロテインを大量に飲んでしまうとタンパク質を取りすぎという状態になる事も有ります。そういった状態が長期間になると体内に人体に有害なアンモニアが増えます。
体内にアンモニアが増えすぎると健康被害だけでなく、体臭も増えます。筋トレを一生懸命されている方で体臭が強い人はもしかしたらプロテインの飲みすぎ、もしくはアンモニアを処理するオルニチンサイクル(尿素回路)が上手に働いていないのかもしれません。
特にホエイプロテイン(動物性プロテイン)にはアミノ酸の一つであるアルギニンが少なく、アンモニアを処理するためにはオルニチンサイクル(尿素回路)にはアルギニンが必要なためホエイプロテインを取りすぎた場合より体内のアンモニアの処理が滞ります。
そういった場合はソイプロテイン(植物性プロテイン)にはアルギニンが多く含まれるためホエイプロテインを摂取していたところをソイプロテインに変えるとアンモニアを処理しやすくなります。
またプロテインを大量に摂取すると肝臓や腎臓が働くためどうしても肝臓や腎臓に負担がかかります。それによる健康被害の報告は少ないようですが、必要以上に摂取する必要は無いため多くても体重×3g以上は摂らないようにしましょう。
自分の一日のタンパク質の摂取量なんてあんまり気にせず過ごしている人がほとんどだと思います。
プロテインはタンパク質を手軽に摂れ、どのくらい摂取できたか分かりやすいので自分の必要量のタンパク質を摂るのにとっても役に立つと思います。
もちろん沢山摂ればいいというわけでは無いので自分の体重や一日の活動量に合わせて最適な量を摂取し上手に使っていくのが良いと思います。
目的によっては量や摂取するタイミングなどなどまた細かいポイントも有り、諸説あるため僕も勉強中です。
健康に関する事を中心に時々ブログを更新していこうと思うので是非また読みに来てみてください(^^)