けがをした時の対処法

こんにちは、はま整骨院の浜野です!もうすぐお正月、年内の診療もあとわずかになりました。当院は年内29日午前中まで診療、年始は4日より通常通りの診療となります。

お正月休み中にケガやどこかを痛める事もあるかと思います。お正月休みは整骨院や病院も休みのことが多く、ケガをした後ご自身で何となくこうかなと自分なりの処置をされる方もおられるかと思います。患者さんと話をしていると間違った処置や対処法をされている方も多いので今回は基本的なケガをした際の初回処置について書いていきたいと思います。

ケガをした時の一般的な処置としては保健体育の時間にもならうRICE(ライス)というケガの応急処置方法があります。

Rest(安静)、Icing(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)という処置の頭文字をとったもので基本的な初回処置となります。スペル間違えてたらすいません(;^_^A

Rest(安静)

ケガをしたり痛めたときはとりあえずはコレです!当たり前だろみんな知ってるよ!と思われる方も多いかと思いますが、例えばギックリ腰になった際なんかだと痛いけど頑張ってストレッチしてみたり、なんとなく歩いてみたり、中には高いところからジャンプして降りてみたなんて人もいたりします。

もちろんそれでまれに次の日痛みが取れたという場合も中にはありますが、大体の人が痛みが強く出ることのほうが多いので基本的には安静、横になってみたりコルセットがあればそれを装着することをお勧めします。

その後タイミングをみて徐々に動かしたほうがいい状態になってくるんですがそういうタイミングは僕たち専門家にぜひ聞いてみてください。

Icing(冷却)

これはよく逆をしている人がいます!

ケガをすると多かれ少なかれ内出血が起こります、患部を冷やすことで血管を収縮させ内出血がひどくなるのを抑えます、内出血を抑えないと患部がどんどん腫れてケガをした周りの血管を傷つけたり近くの正常な細胞を徐々に壊し悪いところがどんどん広がっていくのでアイシングを行い内出血を抑えて腫れをなるべく少なくします。

タンコブをした時を思い浮かべてもらうと分かりやすいかなと思います。

冷やすときは湿布などではなく僕は氷をお勧めしています。湿布も冷たいんですが実際そんなに患部は冷えなくてすぐ湿布の方が温まってしまうからです。時間にして10分~15分、痛めた場所を触って冷たくなっていれば大丈夫です。

他にも慢性的に痛い所、例えば膝や肘などでも触って熱く感じる場合、運動や肉体労働で関節などが熱を持った時も冷やすことが有効です。

温めた方がいいか冷やして方が良いかわかりずらい場合は僕にLINEで聞いてもらっても大丈夫ですし、冷やしてみて気持ちいと感じた場合は比較的アイシングが有効な事が多いので試しに冷やしてみるというのもいいかもしれません。

Compression(圧迫)

内出血や血腫を抑えるために患部にテーピングや包帯などを巻いて圧迫するんですが、僕はこれは正直あまりしないことをお勧めします。処置としては正しいんですが、圧迫の加減によっては逆に血行を阻害してしまったり神経を傷つけてしまうことも有るためです。

Elevation(挙上)

患部を心臓より高い位置に持ち上げることでこれも患部の内出血を抑えるための処置です、ただ実際に難しいそういった状態にするのが難しいケースも多いので出来たらぐらいで良いかなと思います。

まとめ

今回はケガの基本的な初めの処置であるRICEについて僕の考えも交えて書いてみました、初回の処置で適切な事をしているかどうかでその後の経過に大きく影響がある場合もあるのでこの場合はどうかな?と思ったときは気軽に僕にLINEしてもらっても大丈夫です。

一番はケガをしないのがいいと思うので気を付けて楽しいお正月をお過ごしください!よいお年を(^^)/

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