オートミール

こんにちは!オートミールが今気になっている人の多くはダイエット目的で気になっている人が多いんじゃないかな?と思います。僕も患者さんに『オートミールはマジ痩せますよ!』と聞いて始めました。

今回はそんな痩せると噂のオートミールって何なのか?どうして痩せるのか?について書いてみようかと思います!

オートミールって何?

そもそもオートミールって何なのというと、小麦や麦、トウモロコシなどと同じ穀物の一種であるオーツ麦を脱穀し調理しやすいように加工したものです。

グラノーラはそんなオートミールにメープルシロップや砂糖で甘みを付け、オリーブオイルなどを絡めてオーブンで焼いたものです。逆にいうと処理前の味付けしてないグラノーラってことですね(^^)

オートミールがダイエットに有効な理由。

オートミールがダイエットに有効な理由としては次のような2つの理由が上げられるかと思います!

  • 食物繊維が多く含まれているおいうこと。
  • 低GI食品であるということ。

オートミールはとにかく食物繊維が豊富です、白米や玄米と比べると白米の約19倍玄米の約3倍の食物繊維を摂る事が出来ます。食物繊維多いことで胃の中での滞留時間が長く満腹感が得やすく、お腹も減りやすいため少量で満足感を得る事が出来ます。

また食物繊維は食後の血糖値の上昇を抑える効果や、コレステロール値の低下、ナトリウムを排出する効果も有るため高血圧よ予防したり、腸内の有害物質を便と一緒に体外に排出するため腸をきれいにして大腸がんのリスクを減らしてくれるなど、様々な生活習慣病の予防に効果的です。

さらにオートミールは低GI(グリセミック・インデックス)値食品であるという事も注目されています。

GI値とはあまり聞き覚えの無い数値化と思いますが、糖質の吸収度合いを示す数値で、空腹時にGI値の高い食品からいきなり食べると血糖値が急激に上昇し、血糖値を下げるためインスリンが大量に分泌されます。

インスリンには血糖値を下げるという働きと同時に脂肪を作る、脂肪の分解を抑制するという働きが有ります。そのため高GI値の食品ばかりを食べていると脂肪が増えやすくなります。

白米やうどん、パスタや食パンと比べると白米が84、うどんが85、パスタが65で、食パンですと91にくらべオートミールのGI値は55なのでオートミールのGI値は非常に低く、体重を落としたい人は主食をオートミールに変えることでインスリンの過剰な分泌が抑える事ができダイエットに非常に効果的です。

その他にもカルシウム含有量が白米の9倍、鉄の含有量が白米の4倍、糖質や脂質の代謝に不可欠なビタミンB群などの栄養素も豊富に含まれています。

オートミールの弱点

食べ方によっては便秘になりやすい

オートミールは食物繊維の多いため逆にあまり噛まずに食べたり、一度に大量に食べると逆に便秘を引き起こす事もあります。食べるときはよく噛んで食べると便秘予防と同時に満腹中枢も刺激できるため食べるときはしっかり噛んで食べましょう!

カロリーは低くない

カロリーは100gですとオートミールは380kcalに対し白米(炊く前)が342kcal、食パン260kcalと白米や食パンよりカロリーが高くなります。

ですが、ですが先ほど書いたようにオートミールは少量で満腹感を得る事が出来るため、オートミール一は平均的に1食30gで食べる人が多いのです。たぶんネットでレシピを検索するとほとんど30gで出てくると思います。

白米ですとお茶碗一杯150g(炊いた後)なので252kcal、食パン1枚100gが260kcal、オートミール30gが114kcalとなるため一食で考えると低カロリーになります。

オートミールならいくら食べても大丈夫!と思って食べていると案外普通に太ってしまうかもしれないので適切な量を食べるようしましょう!

タンパク質が不足しがち

またオートミールのみでは必要な栄養素を充分には摂れません、その一つがタンパク質です。オートミール1食30gですとタンパク質は4.1gしか接種できないため一日に必要なタンパク質量をカバーできないため高タンパクな食材を一緒に食べるのがおススメです。

オートミールで痩せるには

オートミールは食べれば痩せる!という食べ物ではありません!当然沢山食べると過剰なカロリー摂取になり、むしろ太ります。

ですが一食30gという量さえ守れば低GI値食品で食物繊維が豊富なので満腹感も得られ摂取カロリーも抑えられるためダイエットに効果的です。

今『オートミール レシピ』で検索するといくらでも出てくるので飽きずに続けられるかと思うので是非お勧めです!

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